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講演者：
井元清哉（東大医科研ヒトゲノム解析センター DNA情報解析分野）

題目：
「超高齢化社会と医療の未来ー老人の増加に医療は対応できるか？」

概要：
　全国的に医師不足と言われている今、医学部の定員増に引き続き新設についても議論されている。
一方、人口が減少に転じるため、将来は医師が余るという議論もある。
　そこで我々は、人口動態シミュレーションに従い、４７都道府県における２０３５年の医療需要・医師一人当たりの負担を定量的に予測した。
その結果、ほとんど全ての都道府県において医師の負担は増大し、埼玉、千葉、神奈川など人口集中地域においては、２倍以上になることが示唆された。