第1回セミナー / 巨大化する生物データ処理へ向けた最新の大規模分散処理技術・環境の紹介 (MapReduce編)
巨大化する生物データ処理へ向けた最新の大規模分散処理技術・環境の紹介(MapReduce編)
- 日時: 2011年5月30日(月) 14:20~19:30
- 場所: 日本マイクロソフト株式会社 本社セミナールーム 31F
〒108-0075 東京都港区港南2-16-3 品川グランドセントラルタワー
- 主催: NPO法人 並列生物情報処理イニシアティブ(IPAB)
アクセラレータWG・大規模ストレージWG(主査:小西史一)
- 参加費:無料(懇親会は別途会費徴収いたします)
- 内容
この度のIPABセミナーでは、生物情報処理の計算処理量の増加に対応すべく、現在利用できるノードスケーラビリティの高い技術の紹介として、MapReduceをとりあげます。
一般的な入門としては、太田氏による「Hadoop入門」により、MapReduceの実装としてよく知られるHadoopについての解説を行います。
つぎに、Hadoopが利用できる環境として東京工業大学のTSUBAME2.0におけるペタスケールデータ処理基盤の取り組みについて、東工大GISCの佐藤氏による講演。
そして、最後にマイクロソフトの萩原氏によるMapReduceの実装の一つであるDryadとData-Intensive Scalable Computingについてアドバンストな講演を予定しております。
特に、Dryadに関しては、国内外でも十分な解説を受けるチャンスは少なく、生物データ処理へ向けた技術を概説する大変良い機会です。
また懇親会は、ニュースでも放映された日本マイクロソフト社内のラウンジスペースにおいて開催いたします。人材交流の機会として是非ご活用ください。
- プログラム
14:30-15:20 講演1「Hadoop入門」
太田一樹 様(Preferred Infrastructure, Inc., CTO)
(講演40分、質疑10分)
15:20-16:10 講演2「TSUBAME2.0のペタスケールデータ処理基盤」
佐藤 仁 様(東工大GSIC)
(講演40分、質疑10分)
16:10-17:00 講演3「Data-Intensive Scalable Computingの現状とWindows HPC、Dryad」
萩原正義 様(日本マイクロソフト株式会社)
(講演40分、質疑10分)
17:00-17:20 休憩
17:20-18:00 IPAB年次総会
18:00-19:30 懇親会